とうとう昨日、Windows XPのサポートが終了しましたね。
これにより、新たな脆弱性が見つかったとしてもパッチが提供されなくなりますので、XPを使い続けることは、かなり危険な状態となります。
株式会社プライムネットワークでも、数台のXPがネットワークに繋がっており、それらに対して、最後のセキュリティ更新プログラムを追加した後で、それらパソコンをネットワーク環境から外しました。
これまで、少しづつPCの入れ替えを行っており、昨日で全ての移行業務が終わり、本日からはXPのない環境での作業となります。
しかし、思ってみれば、この移行作業はとても骨の折れる作業でした。
PCを入れ替えるだけでも大変な労力
単純にPCを新しくすれば、「はい、終了!」なんてことにはなりません。
ましてや、弊社はIT業務が中心のため、各自のパソコンには、それぞれのソフトウェアであったり、ブラウザのプラグインなどが入っています。
つまり、PCを入れ替えるということは、PC環境を整えなければならないということですので、これは大変な労力となりました。
特に、パソコンをフルに使いこなしている人であればなおさらで、弊社でもPCを入れ替えるだけでも、最長で、5時間かかった人もいます。
まぁ、色々とブツブツ言いながら、入れ替えていたようですが・・・
では、そのような人はなぜ、いままでXPを使い続けていたのか?という疑問が残りますよね?
使いこなせるだけの人であれば、常に最新のOSやパソコンを使っているのではないの?
なんて考えがちですよね。
でも、これは大きな間違いで、その人曰く、「わざわざ新しいパソコンに乗り換える理由と必然がないのだそうです。」
というのも、パソコンを新しく入れ替えるメリットがあまりないらようで、現在のパソコンでも十分、業務遂行できるらしく、その環境をいちいち入れ替える作業のほうが、もっと大変だったのだそうです。
確かに、VISTAやwindow7への切り替えは、さほどメリットらしきものはありませんでしたからね。
特にVISTAなんて、乗り換えたほうが都合があるい事ばかりでしたし・・・
実のところ、私も、XPからwindows7に乗り換えたのも丁度1年前で、そのときも、別段XPでも使い続けられる状況でした。
やはり使い慣れた環境とPCマシンには愛着がありますから
それに私も、多くのソフトウェアであったり、データなどがたくさん詰まっていましたので、パソコン移動なんて本当にやりたくありませんでした。
いまでもXPについては、よく出来たOSだと思っています。(windowsの中では・・・)。
とはいえ、セキュリティにさらされてしまうOSは、仕事以前の話となりますので、皆さんも、早めにXPとはお別れしましょう。
これは、あなた自身の問題でなく、同じネットワークを利用している人にまで、迷惑をかけてしまいます。
とにもかくにも、自分自身で、自分のパソコン、ネット環境を守るように心がけましょう。