Windows XPのサポートが打ち切られる2014年4月9日まで、既に3ヶ月を切っています。

これは、一般ユーザだけでなく企業にも影響することなのですが、それ以上に大変なことがあるようです。

この記事「Windows XPを使ったATMが95%も存在し、更新が間に合わないおそれ」にもあるように、世界のATM端末のほとんどがWindows XPで動いているらしく、アップデート対応に追われているそうです。

しかも、残念ながら現実的にこの更新が2014年4月9日の期限までに間に合わない状況にあることが明らかになっているそうです。

いやいや、このニュースを聞くまでは、まさかATMにwindows XPが使われていたなんて思いもよりませんでした!!

しかも色々と調べて見ると、XPだけではなく、それ以前のNT4.0であったり、NT 3.51 Workstationがあったりするのだとか・・・

安全だと思っていたATMのセキュリティが脆くも崩れ去りました。

思い込みって怖いですね。

しかもATMともなると膨大な量の端末が日本だけでも出回っているので、これをひとつひとつアップグレードしていては大変ですね。

コンピュータにあまり詳しくない人は、大した問題じゃないでしょ?なんて考えるのですが、作業をする方はとても大変で、できれば現状維持しておきたいと考えるでしょうね。

アップグレードして、システム上で問題がないのかチェックしなければなりませんし、大抵の場合、問題は出てきます。

そして、どこが問題なのかを探らなければなりませんし、そこが一番大変なのです。

ATMは専用線だからといって、安心というわけでもありませんしね・・・